(仮訳)インド北東部産のタケ生息菌の新種、Gelatinomyces conus
Parkash, V., 2017. Gelatinomyces conus sp. nov.(Ascomycota, Leotiomycetes): a new bambusicolous fungal species from North-East India. Taiwania. Available at: http://tai2.ntu.edu.tw/taiwania/pdf/tai.2017.62.261.pdf [Accessed August 23, 2017].
【R3-04326】2017/08/23投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド、アッサム州において枯死したタケの葉および枝に発生した菌を検討し、Gelatinomyces conusとして新種記載した。
本種は子嚢子座が松笠状のゼラチン質で、子嚢盤が散在する盤状、子嚢が薄壁であることなどで特徴づけられた。
本種の子嚢子座の形態はタイ産のG. siamensisに類似していたが、宿主の生死や子嚢子座の色などが異なっていた。
India, Assam, Jorhat district, Deovan, Lahodegarh- Kakojan area

(新種)

Gelatinomyces conus V.Parkash
語源…球果の(子嚢子座の形態が似ることから)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Gelatinomyces siamensis
タケを宿主とする
本種と異なりインドではなくタイなどに分布する
本種と異なり枯死した宿主の葉および枝ではなく生きた宿主の稈に発生する
本種と異なり子嚢子座が灰色~帯緑色ではなく暗灰色
本種と異なり子嚢盤が個々分離するのではなく密に詰まって生じる