(仮訳)国際宇宙ステーションで分離された初の真核生物の新種で、タイタン様細胞を形成するNaganishia tulchinskyiの遺伝的特性
Bijlani, S. et al. 2022. Genomic Characterization of the Titan-like Cell Producing Naganishia tulchinskyi, the First Novel Eukaryote Isolated from the International Space Station. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/8/2/165 [Accessed February 17, 2022] 【R3-09247】2022/2/17投稿

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3行まとめ

国際宇宙ステーションの表面から分離された酵母の一種を検討し、Naganishia tulchinskyiとして新種記載した。
本種は微小重力および5% CO2のシミュレーション環境において異常な形態のタイタン様細胞を形成し、地球重力と微小重力で異なる表現型を示した。
遺伝子オントロジーの注釈からは、細胞の形態形成、微小管ベースの応答、紫外線応答など微小重力と放射線への適応に関連する表現型が示唆された。
USA, International Space Station surfaces

(新種)

Naganishia tulchinskyi N. K. Singh & K. Venkateswaran
語源…研究を支援したアメリカの慈善家、Igor Tulchinsky氏に献名
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