(仮訳)ヒカゲタケ属:インドからの新記録
Kaur, M., Kaur, H. & Malik, NA. 2014. Genus Panaeolus: New records from India. Journal on New Biological Reports. Available at: http://www.researchtrend.net/jnbr/VOL 2(3) 2013/9 Kaur et al JNBR 3_1__2014.pdf [Accessed July 23, 2014].
【R3-00932】2014/07/23投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド・パンジャーブ州で2009年から2011年にかけてハラタケ類の調査を行い、大量の標本を得た。
その中で、ヒカゲタケ属のP. sphinctrinus var. minorP. castaneifoliusP. tropicalisを同定した。
これらの3分類群はいずれもインドから初めて報告された。

(インド新産種)

Panaeolus sphinctrinus var. minor (Fr.) Singer
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Panaeolus alcidis
本種と異なり傘に被膜を持つ
本種より担子胞子が長い
本種と異なり担子胞子が類六角形でない
Panaeolus sphinctrinus
インドに分布する

(インド新産種)

Panaeolus castaneifolius (Murrill) A.H. Smith
mycobank_logoSpecies_Fungorum

(インド新産種)

Panaeolus tropicalis Oláh
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Panaeolus cyanescens(アイゾメヒカゲタケ)
肉眼的形態が類似している
本種と異なり担子器が2胞子性のみでない
本種より担子胞子のサイズが大きい