2020年2月15日 （仮訳）形態形質および系統解析により証拠づけられた中国産の新種、Gloeodontia yunnanensis Chen, L. et al., 2020. Gloeodontia yunnanensis sp. nov. (Russulales, Basidiomycota) from China, evidenced by morphological characters and phylogenetic analyses. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.432.2.1 [Accessed February 15, 2020] 【R3-07050】2020/2/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国雲南省で採集された材生息菌の一種を検討し、Gloeodontia yunnanensisとして新種記載した。 本種は子実体が一年生で背着生、担子胞子が無色球形刺状でアミロイド、1菌糸型で生殖菌糸にクランプを有することなどで特徴づけられた。 本種は中国産の2番目のGloeodontia属菌として報告された。 中国雲南省大理ペー族自治州南澗イ族自治県霊宝山国家森林公園 （新種） Gloeodontia yunnanensis C.L. Zhao 語源…雲南産の 【よく似た種との区別】 Gloeodontia columbiensis ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層面が新鮮時クリーム色～肉桃色、乾燥すると黄褐色～帯褐ワイン色なのではなく白色～淡い帯黄色 本種と異なり子実層面が平滑ではなく歯牙状 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Gloeodontia discolor ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層面が新鮮時クリーム色～肉桃色、乾燥すると黄褐色～帯褐ワイン色なのではなく白色 本種と異なり子実層面が平滑ではなく針状 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Gloeodontia eriobotryae ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりシスチジアが結晶に覆われる 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Gloeodontia pyramidata ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実層面が平滑ではなく針状 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Gloeodontia subasperispora ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり担子胞子が球形ではなく腎臓形 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Gloeodontia americana 本種より担子胞子のサイズが大きい Gloeodontia halocystidiata 本種と異なり子実層面が平滑ではなく歯牙状 本種と異なりハロシスチジアを有する 本種と異なり骨格菌糸シスチジアを有する 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型 Gloeodontia xerophila 本種と異なり子実層面が平滑ではなく瘤状～歯牙状 本種と異なり菌糸構成が1菌糸型ではなく2菌糸型