2019年1月31日 （仮訳）カメルーン産の新種Graphis lueckingiana Joshi, S., Upreti,DK. & Hur, J-S. 2018. Graphis lueckingiana, a New Species from Cameroon. The Korean Journal of Mycology. Available at: http://journal.zipot.com/file/0-QTWPj5qJK9ZqWbQJTUf5/*/N0320460414.pdf?_=3&authcred=anVzZXJfY3Jvc3NkYjpKb3VybmFsKTk4 [Accessed January 31, 2019] 【R3-05909】2019/1/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ カメルーンで採集された地衣の一種を検討し、Graphis lueckingianaとして新種記載した。 本種は地衣体が帯灰緑色で光沢があり、リレラが星状に分枝し、ラビアがほぼ完全に厚い果托の縁に覆われることなどで特徴づけられた。 また、本種は子嚢が単胞子性で、子嚢胞子が無色～帯黄色の石垣状であった。 Africa, Cameroon, North-West Region, Mount Oku, Kilum forest （新種） Graphis lueckingiana S . Joshi , Upreti & Hur 語源…ドイツの地衣学者、Robert Lücking博士に献名 【よく似た種との区別】 Graphis argentata リレラが”prominent”である ラビアが”entire”である 果殻が完全に炭化する 子実層に顆粒を含む 子嚢胞子が石垣状 地衣成分を欠く 本種と異なり子嚢の胞子数が1ではなく4-8 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子が無色～帯黄色ではなく無色～灰褐色 Graphis elixiana リレラが”prominent”である ラビアが”entire”である 果殻が完全に炭化する 子実層に顆粒を含む 子嚢が単胞子性 子嚢胞子が石垣状 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が無色～帯黄色ではなく無色～淡褐色 本種と異なり地衣成分としてアトラノリン、β-オルセリン酸、”hirfructic acid”を含む Graphis illinata リレラが”prominent”である ラビアが”entire”である 果殻が完全に炭化する 子嚢が単胞子性 子嚢胞子が石垣状 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 地衣成分を欠く 本種と異なり子実層に顆粒を含まない 本種と異なり子嚢胞子が無色～帯黄色ではなく無色～灰褐色 Graphis mirabilis リレラが”prominent”である 子嚢が単胞子性 子嚢胞子が石垣状 地衣成分を欠く 本種と異なりラビアが”entire”ではなく線状痕を有する 本種と異なり果殻の頂部および底部が炭化する 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子が無色～帯黄色ではなく無色～灰褐色 Graphis phaeospora リレラが”prominent”である 果殻が完全に炭化する 子実層に顆粒を含む 子嚢胞子が石垣状 地衣成分を欠く 本種と異なりラビアが”entire”ではなく”entire”または線状痕を有する 本種と異なり子嚢の胞子数が1ではなく1-4 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と異なり子嚢胞子が無色～帯黄色ではなく無色～灰褐色