2018年5月12日 (仮訳)中国産の地衣の新種、Graphis maomingensis Zhang, L-L., Yang, M-Z. & Zhao, Z-T. 2018. Graphis maomingensis, a new lichenized fungus from China. Mycotaxon. Available at: https://doi.org/10.5248/133.197 [Accessed May 11, 2018]. 【R3-05114】2018/5/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国広東省において様々な落葉樹の樹皮に生じた地衣の一種を検討し、Graphis maomingensisとして新種記載した。 本種は子嚢盤が覆われ、ラビアが条線状、果殻が完全に炭化し、子嚢胞子が無色で15-21隔壁を有することなどで特徴づけられた。 本種は同属他種とは肉眼的形態、子嚢あたりの胞子数、子嚢胞子の隔壁数などが異なっていた。 中国広東省茂名市信宜市大田頂 (新種) Graphis maomingensis Meng Z. Yang & Lu L. Zhang 語源…茂名産の 【よく似た種との区別】 Graphis bifera 本種と異なりリレラが”striatula”型ではなく”nuda”型 本種と異なりラビアが条線状ではなく全縁 Graphis contortuplicata 本種と異なり子嚢が2-4胞子性ではなく6-8胞子性 Graphis striatula 本種と異なり子嚢が2-4胞子性ではなく8胞子性 Graphis duplicata 本種より子嚢胞子が短い