(仮訳)タイ、チエンラーイ県においてSyzygium cuminiの枯れ葉に生じた新種、Greeneria saprophytica
Tangthirasunun, N. et al., 2014. Greeneria saprophytica sp. nov. on dead leaves of Syzygium cumini from Chiang Rai, Thailand. Phytotaxa. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Sajeewa_Maharachchikumbura/publication/268279341_Greeneria_saprophytica_sp_nov_on_dead_leaves_of_Syzygium_cumini_from_Chiang_Rai_Thailand/links/5738065e08ae298602e1ae0a.pdf [Accessed January 23, 2017].
【R3-03688】2017/01/24投稿

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3行まとめ

タイ北部、チエンラーイ県においてSyzygium cuminiの枯れ葉に分生子層を形成した菌を検討し。Greeneria saprophyticaとして新種記載した。
本種は従来単型属であったGreeneria属の基準種と分子系統解析で近縁であったが、分生子果および分生子のサイズが異なっていた。
本種は分生子形成細胞に縁部が鋸歯状のカラレットを有するという稀な特徴を有していた。
Thailand, Chiang Rai, Mae Fah Luang University campus

(新種)

Greeneria saprophytica N. Tangthirasunun, S. Philippe, D.J. Bhat & K.D. Hyde
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Greeneria uvicola
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりタイのみではなく汎世界的に分布する
本種と異なりSyzygium cuminiではなくブドウなどを宿主とする
本種と異なり腐生菌ではなく宿主に対する病原性が知られている
本種より分生子果の直径が大きい
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子が紡錘形、卵形、倒卵状ではなく紡錘形、卵形、楕円形など
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される