(仮訳)極東ロシア産の地衣の新種、Halecania ahtii</i
Zhdanov, IS. 2020. Halecania ahtii (Leprocaulaceae), a new lichen species from the Russian Far East. Novosti Sistematiki Nizshikh Rastenii. Available at: https://www.binran.ru/en/publications/novosti-sistematiki-nizshyh-rastenij/2231/10621/ [Accessed January 19, 2021] 【R3-08066】2021/1/19投稿

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3行まとめ

ロシア、沿海地方において痂状岩上生地衣に生じた地衣の一種を検討し、Halecania ahtiiとして新種記載した。
標本が乏しかったことからTLCを実施しなかったが、P+橙赤色であることからアルゴプシンを含んでいると考えられた。
アルゴプシンを含むHalecania属地衣の検索表を掲載した。
Russia, Primorye Territory, Olga District, SE of the top of Mt. Snezhnaya

(新種)

Halecania ahtii I. Zhdanov
語源…スウェーデンのTeuvo Tapio Ahti教授に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Halecania micacea
地衣体が散在する
地衣体が帯褐色
地衣体が凸形の小区画からなる
粉芽を欠く
子嚢胞子が比較的小型
地衣成分としてアルゴプシンを含む
本種と異なりロシアではなくスコットランドに分布する
本種と異なり酸性の岩ではなく石灰岩に生じる
本種と異なり地衣上生でない
本種と異なり地衣体が不明瞭ではなく良好に発達する
本種より地衣体が厚い
本種と異なり子器がしばしば密に生じるという特徴を欠く