(仮訳)侵略的外来種のテントウムシであるナミテントウにおける普遍的な外部寄生菌に対する新名、Hesperomyces harmoniae
Haelewaters, D., Van Caenegem, W. & De Kesel, A. 2022. Hesperomyces harmoniae, a new name for a common ectoparasitic fungus on the invasive alien ladybird Harmonia axyridis. Sydowia. Available at: https://www.verlag-berger.at/res/user/berger/media/3076.pdf [Accessed December 22, 2022] 【R3-10172】2022/12/22投稿

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3行まとめ

Hesperomyces virescens複合種のうち、最も多く記録されているナミテントウを宿主とする種をH. harmoniaeとして新種記載した。
本種は5大陸31ヶ国で記録されていた。
本種は分子系統解析で単一の系統を形成し、半隠蔽種と認められた。
USA. Kentucky, Whitley County, Williamsburg, Cumberland Falls State Resort Park, DuPont Lodge

(新種)

Hesperomyces harmoniae Haelew. & De Kesel
語源…Harmonia属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hesperomyces virescens
米国、南アフリカ、イタリア、チェコ、メキシコに分布する
テントウムシを宿主とする
形態的に類似している(この種の半隠蔽種として記載された)
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりナミテントウを宿主とするという特徴を欠く
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される