2018年3月1日 (仮訳)水中に沈んだ材に生じた不完全糸状菌の新属、Hyalocamposporium Révay, Á. & Gönczöl, J. 2007. Hyalocamposporium, a new genus of hyphomycetes from submerged wood. Fungal Diversity. Available at: http://www.fungaldiversity.org/fdp/sfdp/25-11.pdf [Accessed February 28, 2018]. 【R3-04896】2018/3/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ハンガリーの河川から水中に沈んだ材に生じた新属新種、Hyalocamposporium longiflagellatumおよびH. acutumを記載した。 本属はCamposporium属に類似するが、分生子柄および分生子が無色である点などが異なっていた。 また、本属の新組み合わせとしてH. hyalinumおよびH. marylandicumを提唱した。 Hungary, Börzsöny Mountains, in the stream Nagyvasfazék-patak, near Királyrét (新種) Hyalocamposporium longiflagellatum Révay & Gönczöl 語源…(属名)無色+Camposporium属/(種小名)長い鞭の(分生子の付属糸の形状から) 【よく似た種との区別】 Hyalocamposporium marylandicum 水生菌である 材に発生する 分生子柄が無色 分生子が無色 分生子が紡錘形~円筒形 本種と異なりハンガリーではなくイギリスなどに分布する 本種より分生子が短い Hungary, Börzsöny Mountains, in the stream Csömöle-patak, near Szokolya (新種) Hyalocamposporium acutum Révay & Gönczöl 語源…尖った(分生子の形状から) (新組み合わせ) Hyalocamposporium hyalinum (Abdullah) Révay & Gönczöl 旧名:Camposporium hyalinum Abdullah (新組み合わせ) Hyalocamposporium marylandicum (Shearer) Révay & Gönczöl 旧名:Camposporium marylandicum Shearer 【よく似た種との区別】 Hyalocamposporium longiflagellatum 水生菌である 材に発生する 分生子柄が無色 分生子が無色 分生子が紡錘形~円筒形 本種と異なりイギリスなどではなくハンガリーに分布する 本種より分生子が長い