(仮訳)ブラジル新産のハリタケ類担子菌
Gerlach, ACL. & Loguercio-Leite, C., 2011. Hydnoid basidiomycetes new to Brazil. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2011/00000116/00000001/art00022 [Accessed June 25, 2014].
【R3-00844】2014/06/26投稿

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3行まとめ

ブラジル・サンタカタリーナ州における木材腐朽菌の調査で発見された3種のハリタケ類を、ブラジル新産種として報告した。
その3種はMycobonia brunneoleucaMycoacia aureaSpongipellis africanaで、これらの記載文とスケッチを掲載した。
また、ブラジル産MycoboniaMycoaciaSpongipellisの検索表を掲載した。

(ブラジル新産種)

Mycobonia brunneoleuca (Berk. & M.A. Curtis) Pat.
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【よく似た種との区別】
Mycobonia flava
分布域が重なる
肉眼的形態で区別できない(同種と見なされたこともある)
本種より低標高に分布するといわれる
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が卵状楕円形ではなく紡錘状楕円形

(ブラジル新産種)

Mycoacia aurea (Fr.) J. Erikss. & Ryvarden
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【よく似た種との区別】
Mycoacia subconspersa
シスチジアを欠く
本種より担子胞子が長い
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が類ソーセージ形ではなくソーセージ形

(ブラジル・ウルグアイ新産種)

Spongipellis africana Ipulet & Ryvarden
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【よく似た種との区別】
Spongipellis pachyodon
肉眼的形態が同一である
子実層托が顕著なハリタケ状
本種より担子胞子のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が球形ではなく球形~楕円形
本種と異なりシスチジアが観察されていない