(仮訳)慢性肉芽腫症患者における病因としてのInonotus (Phellinus) tropicalisの同定および初報告
Sutton, DA. et al., 2005. Identification and First Report of Inonotus (Phellinus) tropicalis as an Etiologic Agent in a Patient with Chronic Granulomatous Disease. Journal of Clinical Microbiology. Available at: https://journals.asm.org/doi/10.1128/JCM.43.2.982-987.2005 [Accessed October 26, 2021] 【R3-08907】2021/10/26投稿

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3行まとめ

慢性肉芽腫症の21歳男性の骨髄穿刺液と傍脊柱膿瘍組織から分離された菌を検討し、Inonotus tropicalisと同定した。
本種のコロニーは急速に生長し、ベノミルに耐性があり、シクロヘキシミド添加培地でも同様に良好に生長する点が特異であった。
本種のヒト病原菌としての報告は初であり、慢性肉芽腫症患者における糸状担子菌の報告も初となった。

(その他掲載種)

Inonotus tropicalis (M.J. Larsen & Lombard) T. Wagner & M. Fischer
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