(仮訳)コムギ上のPuccinia striiformis f. sp. triticiの感染動態に影響を与える重複寄生菌Simplicillium obclavatumの菌株の同定
Wang, N. et al., 2020. Identification of a Hyperparasitic Simplicillium obclavatum Strain Affecting the Infection Dynamics of Puccinia striiformis f. sp. tritici on Wheat. Frontiers in Microbiology. Available at: https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fmicb.2020.01277/full [Accessed July 2, 2020] 【R3-07462】2020/7/2投稿

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3行まとめ

コムギのさび菌、Puccinia striiformis f. sp. triticiの重複寄生菌であるSimplicillium obclavatumを検討した。
SEM観察を含む形態学的検討およびTEF1-α、nrSSU、nrLSUの塩基配列に基づき本種と同定した。
本種の接種により宿主の夏胞子の形成および発芽率が低下することを示し、生物防除への利用可能性を指摘した。

(その他掲載種)

Simplicillium obclavatum (W. Gams) Zare & W. Gams
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Lecanicillium fungicola
形態形質が非常に類似している(初め誤同定された)
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される