(仮訳)イランにおいてイネ科植物に生じたParastagonospora dactylidisの同定
Ghaderi, F. & Razavi, M. 2018. Identification of the species Parastagonospora dactylidis on poaceous plants in Iran. Mycologia Iranica. Available at: http://mij.areeo.ac.ir/article_118075.html [Accessed September 8, 2019] 【R3-06567】2019/9/8投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

イランにおいて様々なイネ科植物から分離された菌を同定し、Parastagonospora dactylidisをイラン新産種として報告した。
本種はPhalaris arundinaceaBromus hordeaceus、およびAegilops tauschiiから分離され、これらの宿主はいずれも世界初報告であった。
形態学的検討のほか、ITS+nrLSUによる分子系統解析、交配試験などを実施した。

(イラン新産種)

Parastagonospora dactylidis W.J. Li, Camporesi, D.J. Bhat & K.D. Hyde
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Parastagonospora minima
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子果のサイズが小さい
本種より分生子が短い
本種と異なり分生子が紡錘形で基部が僅かに狭まるのではなく類円筒形で下半分がより幅広く、頂部が狭い
ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される