(仮訳)南米新産種Inocybe martinicaおよび小アンティル諸島産類縁種のタイプスタディ
Wartchow, F., Maia, LC. & Cavalcanti, MAQ. 2008. Inocybe martinica: a new record from South America and type studies of allied species from the Lesser Antilles. Mycotaxon. Available at: https://www.mycotaxon.com/vol/abstracts/104/104-43.html [Accessed August 21, 2020] 【R3-07614】2020/8/21投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州から南米新産種としてInocybe martinicaを報告した。
また、小アンティル諸島からPeglerが記載した本種および同属2種のタイプ標本を検討した。
これらの種の検索表を掲載した。

(南米、ブラジル新産種)

Inocybe martinica Pegler
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Inocybe crassicystidiata
マルティニークに分布する
担子胞子が瘤状
柄シスチジアがメチュロイドである
本種と異なり傘が帯黄褐色ではなく黄褐色
本種と異なり傘表面が顕著な小鱗片状ではなく乾燥時僅かに繊維状
本種より担子胞子の平均サイズが小さい
本種より担子胞子のQ値が小さい
Inocybe antillana
マルティニークに分布する
担子胞子が瘤状
柄シスチジアがメチュロイドである
本種と異なり傘が帯黄褐色ではなく暗栗色
本種と異なり傘表面が顕著な小鱗片状ではなく亀裂状であり、裂けて肉を露出させる
Inocybe matrisdei
熱帯アメリカに分布する
柄表面が粉状
柄シスチジアがメチュロイドである
本種と異なり傘が帯黄褐色ではなく帯赤褐色~帯灰褐色
本種と異なり柄の塊茎に顕著な縁取りを有する
本種より担子胞子のサイズが小さい