(仮訳)インド、アンダマン諸島において未同定のタケの枝に生じた新種、Kamalomyces polyseptatus
Niranjan, M & Sarma, VV. 2018. Kamalomyces polyseptatus sp. nov. from an unidentified bamboo twig in Andaman Islands, India. Studies in Fungi. Available at: http://www.studiesinfungi.org/pdf/SIF_3_1_13.pdf [Accessed July 28, 2018].
【R3-05350】2018/7/29投稿

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3行まとめ

インド、アンダマン諸島においてタケの枝に生じた菌を検討し、Kamalomyces polyseptatusとして新種記載した。
本種は子嚢果が暗褐色~黒色で球形~類球形、黒色の菌糸体に覆われ、子嚢が棍棒形、子嚢胞子が無色蠕虫形で横隔壁を有することなどで特徴づけられた。
Kamalomyces属の検索表を掲載した。
India, Andaman and Nicobar Islands, North Andaman, Khalighat

(新種)

Kamalomyces polyseptatus M. Niranjan & V.V. Sarma
語源…多隔壁の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Kamalomyces indicus
子嚢果のサイズの範囲が重なる
子嚢のサイズの範囲が重なる
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が無色でない
本種と異なり子嚢胞子の中上部の細胞が膨大するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が42-46ではなく38-42
Kamalomyces mahabaleshwarensis
本種より子嚢果のサイズが大きい
本種より子嚢の最大長が長い
本種より子嚢胞子が短い
本種より子嚢胞子の幅が広い
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が42-46ではなく20
Kamalomyces bambusicola
子嚢果のサイズの範囲が重なる
子嚢のサイズの範囲が重なる
子嚢胞子の形態が類似している
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子の膨大する細胞が異なる
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が42-46ではなく(20-)27-30
Kamalomyces thailandicus
子嚢果のサイズの範囲が重なる
本種と異なり菌糸からなる子実体形成菌糸層を欠く
本種より子嚢の幅が広い
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子に2つ以上の膨大する細胞を有するという特徴を欠く
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が42-46ではなく(19-)33-36