2022年1月2日 (仮訳)リンネソウに対して病原性を有するスクレロティニア科の新属新種、Kohninia linnaeicola Holst-Jensen, A., Vrålstad, T. & Schumacher, T. 2004. Kohninia linnaeicola, a New Genus and Species of the Sclerotiniaceae Pathogenic to Linnaea borealis. Mycologia. Available at: https://www.jstor.org/stable/3761994 [Accessed January 2, 2022] 【R3-09111】2022/1/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ノルウェーにおいてリンネソウに発生した菌を検討し、新属新種Kohninia linnaeicolaとして記載した。 本種は宿主の茎および葉に真の菌核を形成し、成熟した菌核の表面に子嚢盤を単生または群生させた。 本種の培養には成功せず、同宿主で生育していたアナモルフ菌の分子同定結果は本種と一致しなかったことからテレオモルフ-アナモルフ関係は否定された。 Norway, Oppland, Ringebu, Geiteryggen south of the river Tromsa (新種) Kohninia linnaeicola Holst-Jensen, Vrålstad & T. Schumacher 語源…(属名)Linda Kohn博士に献名/(種小名)リンネソウ属に生息する 【よく似た種との区別】 Sclerotinia tetraspora ノルウェーに分布する 子嚢が4胞子性 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりリンネソウではなくキイチゴ属植物などを宿主とする ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される