(仮訳)植物の葉から分離された射出分生子形成性酵母の新種、Kondoa gutianensis
Liu, X-Z. et al., 2018. Kondoa gutianensis f.a. sp. nov., a novel ballistoconidium-forming yeast species isolated from plant leaves. Antonie van Leeuwenhoek. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10482-017-0936-1 [Accessed May 6, 2019] 【R3-06193】2019/5/5投稿

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3行まとめ

中国浙江省の亜熱帯林において葉から分離されたアナモルフ酵母の一種を検討し、Kondoa gutianensisとして新種記載した。
本種はCMA培地上で腎臓形またはソーセージ形の射出分生子を形成した。
本種はビタミン要求性を欠くことなどで特徴づけられた。
中国浙江省古田山

(新種)

Kondoa gutianensis X.-Z. Liu, F.-Y. Bai, M. Groenew. & T. Boekhout
語源…古田(山)産の
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【よく似た種との区別】
Kondoa thailandica
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオース、ラフィノース、クエン酸、コハク酸、水溶性デンプン、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりD-ガラクトース、L-アラビノース、エタノール、リビトール、サリシン、イヌリンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa malvinella
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラフィノース、L-ラムノース、DL-乳酸、コハク酸、水溶性デンプン、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりD-ガラクトース、メレジトース、イヌリンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa aeria
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラフィノース、クエン酸、DL-乳酸、コハク酸、水溶性デンプンを資化可能
本種と異なりメレジトース、エタノール、イヌリンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa sorbi
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラフィノースを資化可能
本種と異なりメレジトース、エタノール、サリシン、イヌリン、硝酸塩を資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa changbaiensis
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりラフィノース、水溶性デンプン、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりD-ガラクトース、メレジトース、L-アラビノース、エタノール、サリシンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa yuccicola
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりクエン酸、コハク酸、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりメレジトース、L-アラビノース、エタノール、サリシン、イヌリンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa subrosea
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりコハク酸、サリシン、水溶性デンプンを資化可能
本種と異なりD-ガラクトース、メレジトース、L-アラビノース、エタノール、イヌリン、硝酸塩を資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa miscanthi
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりメリビオース、ラフィノース、クエン酸、DL-乳酸、コハク酸、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりD-ガラクトース、メレジトース、L-アラビノース、エタノール、サリシン、イヌリンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Kondoa phyllada
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりL-ラムノース、コハク酸、亜硝酸塩を資化可能
本種と異なりD-ガラクトース、L-アラビノース、イヌリンを資化不能
本種と異なりビタミン要求性を有する
ITS+D1/D2+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される