2021年10月15日 （仮訳）新種L. germanicaに基づくバイオネクトリア科の新属Lasionectriopsis Lechat, C., Moreau, P-A. & Bender, H. 2019. Lasionectriopsis, a new genus in the Bionectriaceae, based on the new species L. germanica. Ascomycete.org. Available at: https://ascomycete.org/Portals/0/Archives/AscomyceteOrg%2011-01%201-4.pdf [Accessed October 15, 2021] 【R3-08872】2021/10/15投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ ドイツ、フィールゼンにおいてヨーロッパブナの材に発生した菌を検討し、新属新種Lasionectriopsis germanicaとして記載した。 本種は子嚢果が半埋生し類白色～淡橙色球形で、子嚢胞子表面が小疣状であることなどで特徴づけられた。 また、Acremonium pteridiiとCephalosporium spinosumの2種を本新属に移した。 Germany, Viersen （新種） Lasionectriopsis germanica Lechat, P.-a. Moreau & H. Bender 語源…（属名）Lasionectria属類似/（種小名）ドイツの 【よく似た種との区別】 Lasionectria spp. 本種と異なり子嚢胞子表面が小疣状ではなく条線状 本種と異なり子嚢果が単一ではなく2つの領域からなる nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される （新組み合わせ） Lasionectriopsis pteridii (W. gams) Lechat & P.-a. Moreau 旧名：Acremonium pteridii W. gams & J.C. Frankland （新組み合わせ） Lasionectriopsis spinosa (W. gams) Lechat & P.-a. Moreau 旧名：Cephalosporium spinosum Negroni