2019年1月13日 （仮訳）中国においてウッドチャックの糞に生じた新種、Lecanicillium coprophilum Su, L. et al., 2019. Lecanicillium coprophilum (Cordycipitaceae, Hypocreales), a new species of fungus from the feces of Marmota monax in China. Phytotaxa. Available at: https://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.387.1.4 [Accessed January 13, 2019] 【R3-05854】2019/1/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国においてウッドチャックの糞から分離された菌を検討し、Lecanicillium coprophilumとして新種記載した。 本種は同属他種とは分生子形成細胞や分生子のサイズおよび形状、網状厚壁胞子の有無などで区別された。 本種と類似の同属他種を含む形質比較表および系統樹などを掲載した。 中国北京市房山区中国医学科学院医学実験動物研究所 （新種） Lecanicillium coprophilum L. Su, H. Zhu & C. Qin 語源…糞生の 【よく似た種との区別】 Lecanicillium kalimantanense フィアライドのサイズの範囲が重なる ITS+nrSSU+TEF+nrLSU+RPB1+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり大分生子が楕円形～鎌形または紡錘形ではなく針状～紡錘状 本種より大分生子のサイズが大きい 本種と異なり網状厚壁胞子を欠く 本種と異なり膨大した菌糸を欠く ITS+nrSSU+TEF+nrLSU+RPB1+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lecanicillium wallacei ITS+nrSSU+TEF+nrLSU+RPB1+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種よりフィアライドのサイズが小さい 本種より大分生子が長い 本種と異なり大分生子が楕円形～鎌形または紡錘形ではなく紡錘形 本種より小分生子が長い 本種と異なり小分生子が卵形～楕円形ではなく楕円形 本種と異なり網状厚壁胞子を欠く 本種と異なり膨大した菌糸を欠く ITS+nrSSU+TEF+nrLSU+RPB1+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される