(仮訳)Usnea confusaのレクトタイプ指定
Ohmura, Y. & Clerc, P. 2019. Lectotypification of Usnea confusa (Parmeliaceae, Ascomycota). Bulletin of the National Museum of Nature and Science, Series B Botany, Available at: https://www.kahaku.go.jp/research/researcher/papers/174579.pdf [Accessed July 6, 2019] 【R3-06376】2019/7/6投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

Usnea confusaを再検討し、本種のレクトタイプ標本を指定した。
タイプ標本が異質な10標本で構成されていたことから、分類学的混乱を避けるため、粉芽塊に”isidiofibrils”を多数伴う単一の地衣体を選定した。
日本および台湾産の標本を基に分子系統解析を実施したところ、本種はU. cornutaコアグループに含まれたが、両種が同種かどうかは確定できないとした。

(その他掲載種)

Usnea confusa Asahina
ツブコナサルオガセ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Usnea cornuta
形態的に類似している(この種のシノニムとされる)
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁