(仮訳)バルカン半島新産種、Lenzitopsis oxycedri
Karadelev, M., Rusevska, K. & Avramovski, O., 2013. Lenzitopsis oxycedri (Thelephoraceae, Basidiomycota): newly recorded for the Balkan Peninsula. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000123/00000001/art00049 [Accessed October 5, 2016].
【R3-03358】2016/10/06投稿

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3行まとめ

マケドニアのビャクシン林からごく稀な種、Lenzitopsis oxycedriをバルカン半島新産種として報告した。
本種はマケドニア南西部のガリシカ国立公園においてJuniperus foetidissimaの生木に発生していた。
本種は地中海東部地域においてJ. excelsaJ. foetidissimaの混じった森林でも後者にのみ発生し、選好性が示唆された。

(バルカン半島、マケドニア新産種)

Lenzitopsis oxycedri Malençon & Bertault
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【よく似た種との区別】
Gloeophyllum sepiarium(キカイガラタケ)
針葉樹を宿主とする
子実層托が襞状
本種と異なり傘が暗褐色ではなく帯黄色~さび褐色
本種と異なり担子胞子が小刺状ではなく平滑
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型
Daedaleopsis tricolor(チャカイガラタケ)
子実層托が襞状
本種と異なりビャクシン属植物ではなくヤナギ属などの広葉樹を宿主とする
本種と異なり担子胞子が小刺状ではなく平滑
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型ではなく1菌糸型