(仮訳)パキスタン新産種、Leprocaulon nicholsiaeおよびCandelaria asiatica
Ashraf, A., Habib, K. & Khalid, AN. 2022. Leprocaulon nicholsiae and Candelaria asiatica Reported New to Pakistan. Biology Bulletin. Available at: https://link.springer.com/article/10.1134/S1062359022140035 [Accessed February 24, 2023] 【R3-10364】2023/2/24投稿

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3行まとめ

Candelaria asiaticaおよびLeprocaulon nicholsiaeをパキスタン新産種として報告した。
両種とも同定は形態形質およびITSバーコードにより確かめられた。
前者は地衣体が黄色で葉状~やや樹状、通常不規則に分枝しブラスティディアまたはフィリディア様の小裂片に覆われ、後者は米国、カナダ、韓国、日本から報告されており、南アジアから初記録となった。

(南アジア、パキスタン新産種)

Candelaria asiatica D. Liu & J.-S. Hur
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(南アジア、パキスタン新産種)

Leprocaulon nicholsiae Lendemer & E. Tripp
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【よく似た種との区別】
Leprocaulon beechingii
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり地衣体が散在した小粒の柱からなり、最終的に連続的な痂状をなす凝集したcaesiella型ではなく、葉縁が顕著に縮れたnormandinoides型である
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される