(仮訳)インド新産の昆虫の腸に生息するすす病菌、Leptoxyphium kurandae
Kajale, SC. et al., 2015. Leptoxyphium kurandae – New record of insect gut associated sooty mould fungus from India. Available at: http://www.mycosphere.org/pdfs/Mycosphere_6_2_2.pdf [Accessed April 4, 2015].
【R3-01705】2015/04/05投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インドの西ガーツ地方においてナガカメムシ科昆虫の腸から見出されたLeptoxyphium kurandaeを、インド新産種として報告した。
Leptoxyphium属菌の昆虫の腸からの報告は初となった。
本種は基部が塊茎状、頂部が漏斗状の細長いシンネマを形成することで特徴づけられた。

(インド新産種)

Leptoxyphium kurandae Crous & R.G. Shivas
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Leptoxyphium madagascariense
ITSおよびnrLSUの塩基配列が類似している
本種と異なり昆虫の腸から分離されていない
本種よりシンネマの円筒形部分が長い
本種よりシンネマの円筒形部分の幅が狭い
本種より分生子形成細胞が短い
本種より分生子形成細胞の幅が広い
本種より分生子が短い
ITSおよびnrLSUの塩基配列が異なる(いずれも配列類似度98%)