(仮訳)ポーランド産のLeucocoprinus lilacinogranulosus
Gierczyk, B. & Dubiel, G., 2014. Leucocoprinus lilacinogranulosus (Henn.) Locq. in Poland. Acta Mycologica. Available at: http://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.2014.005 [Accessed February 29, 2016].
【R3-02699】2016/02/29投稿

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3行まとめ

ポーランド新産種としてLeucocoprinus lilacinogranulosusを報告した。
本種は移入種であり、屋内のテラリウムの土壌に発生していた。
本種と同種とされることがあるL. ianthinusについて、別種とする意見を支持した。

(ポーランド新産種)

Leucocoprinus lilacinogranulosus (Henn.) Locq.
ナガサワコブハナガサタケ
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【よく似た種との区別】
Leucocoprinus ianthinus
形態的に非常に類似している(同種とする意見がある)
本種よりずっと稀な種と考えられる
本種と異なり傘表皮が淡紫色~淡紫褐色ではなく暗紫色の繊維に覆われる
本種と異なり柄が類白色で基部が紫色なのではなく白色~類白色
本種と異なり菌核を形成しない
本種より担子胞子のサイズが小さい(重なる範囲の報告もある)
Leucocoprinus cepistipes(キヌカラカサタケ)
形態的に類似している(混同のおそれがある)
本種と異なり傘が紫色を帯びない
本種と異なり縁シスチジアの頂部に突起を有する
本種と傘を覆う被膜の細胞の形態が異なる
Leucocoprinus brebissonii(ナカグロヒガサタケ)
傘が紫褐色を帯びることがある
本種と若い子実体の色が異なる
本種より担子胞子が細長い形状をしている
本種と異なり担子胞子の頂部が顕著な乳頭状