(仮訳)中欧新産のハラタケ型担子菌地衣、Lichenomphalia meridionalis
Nagy, J. et al., 2020. Lichenomphalia meridionalis, an agaricoid basidiolichen species new to Central Europe. Herzogia. Available at: https://bioone.org/journals/Herzogia/volume-33/issue-1/heia.33.1.2020.25/Lichenomphalia-meridionalis-an-agaricoid-basidiolichen-species-new-to-Central-Europe/10.13158/heia.33.1.2020.25.short [Accessed July 20, 2020] 【R3-07518】2020/7/20投稿

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3行まとめ

ハンガリーからLichenomphalia meridionalisを中欧新産種として報告した。
本種は従来地中海地域および日本のみから報告されていた。
山地の酸性土壌のブナ林において、林道に沿って約200本の子実体が観察された。

(中欧、ハンガリー新産種)

Lichenomphalia meridionalis (Contu & La Rocca) P.A. Moreau & Courtec.
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【よく似た種との区別】
Lichenomphalia velutina
本種と異なり傘が新鮮時黄褐色~帯褐色ではなく灰色~灰褐色
本種と異なり襞が新鮮時黄褐色~帯褐色ではなく灰色~灰褐色
本種より担子胞子の幅がやや広い
本種と異なり担子胞子が僅かに楕円形~円筒形ではなく細長い狭楕円形
本種と異なり傘表皮に縞模様の結晶を生じる