2020年6月27日 (仮訳)韓国南部の都市化地域における大型菌類の多様性 Cho, S-E. et al., 2020. Macrofungal diversity of urbanized areas in southern part of Korea. Journal of Asia-Pacific Biodiversity. Available at: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2287884X20300121 [Accessed June 27, 2020] 【R3-07448】2020/6/27投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国の都市化地域(3ヶ所の文化遺産保護地域と2ヶ所の都市公園)において大型菌類の調査を実施した。 DNAバーコーディングによる分子同定も併用し、37科90属139種を同定した。 そのうちAmanita incarnatifoliaなど3種を韓国新産種として報告した。 (韓国新産種) Amanita incarnatifolia Zhu L. Yang 【よく似た種との区別】 Amanita longistriata 担子胞子が広楕円形~楕円形 本種より担子胞子の幅が広い Amanita spreta(ツルタケダマシ) 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子が広楕円形~楕円形ではなく楕円形~長形 (韓国新産種) Auricularia cornea Ehrenb. ナンカイキクラゲ (韓国新産種) Auricularia minutissima Y.C. Dai, F. Wu & Malysheva 【よく似た種との区別】 Auricularia auricula-judae(キクラゲ) 韓国に分布する 本種より担子器が長い 本種より担子胞子が長い ※この他に136種の韓国における既知種を報告した。