(仮訳)オーストラリアからの移入種である可能性があるヨーロッパ産の種、Marchantiana asserigena
Søchting, U. & Arup, U. 2008. Marchantiana asserigena comb. nov., a possible European immigrant from Australia. Graphis Scripta. Available at: https://portal.research.lu.se/portal/files/62056017/S_chting_Arup_2018.pdf [Accessed April 16, 2019] 【R3-06132】2019/4/16投稿

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3行まとめ

共通の地衣成分(ネオクロロエモジン)および分子系統解析の結果などを根拠に、Caloplaca asserigenaMarchantiana属に移した。
本種はデンマークにおいては絶滅したと考えられていたが、近年ヒースランドにおいて低木の枝から報告されてきた。
本種は同一の地衣成分を有するオーストラリア産のC. marchantiorumと同種である可能性が指摘されたが、分子データが得られず確定できなかった。

(新組み合わせ)

Marchantiana asserigena (J. Lahm) Søchting & Arup
旧名:Callopisma asserigenum J. Lahm
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Marchantiana michelagoensis
地衣成分としてネオクロロエモジンを含む
ITS+nrLSU+mtSSUに基づく分子系統解析で近縁(先行研究)