2016年4月29日 (仮訳)地衣類分布資料 (16) ナガヒゲサルオガセ Ohmura, Y. & Onimaru, K., 2010. Materials for the Distribution of Lichens in Japan (16) Usnea filipendula Stirt. Journal of Japanese Botany. Available at: http://ci.nii.ac.jp/naid/40017191386 [Accessed April 28, 2016]. 【R3-02878】2016/04/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 北海道美幌町においてトドマツの樹皮に発生したナガヒゲサルオガセを報告した。 本報告は日本からの2例目の報告(1例目も北海道)であり、1922年以来の再発見となった。 本種の同定は地衣体の形状や色、粉芽塊の形状、菌糸組織の型、地衣成分(サラジン酸)などに基づき行った。 (その他掲載種) Usnea filipendula Stirt. ナガヒゲサルオガセ 【よく似た種との区別】 Usnea subfloridana(ヒゲサルオガセ) 地衣体の形態が類似している(特に本種の地衣体が小さく短い時) 本種と異なり地衣体の枝が細長いという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分としてサラジン酸を含まない Usnea wasmuthii 地衣成分が同一 本種と異なり粉芽塊の頂部が凸状ではなく凹状