(仮訳)インド、ケララ州のマラバー・ワイルドライフ・サンクチュアリに産した新種、Meliola elaeocarpicola
Mathew, LK. & Thomas, J. 2020. Meliola elaeocarpicola sp. nov. (Ascomycetes, Meliolales) from Malabar Wildlife Sanctuary in Kerala State, India. Journal of Threatened Taxa. Available at: https://threatenedtaxa.org/index.php/JoTT/article/view/5137 [Accessed May 4, 2020] 【R3-07287】2020/5/4投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

インド、ケララ州においてホルトノキ属樹木の葉に生じた菌を検討し、Meliola elaeocarpicolaとして新種記載した。
本種の記載文およびスケッチなどを掲載した。
本種は同属の植物を宿主とするM. elaeocarpiとは形態的に異なっていた。
Peruvannamuzhy, Malabar Wildlife Sanctuary, Calicut, Kerala

(新種)

Meliola elaeocarpicola Lini K. Mathew
語源…ホルトノキ属の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Meliola elaeocarpi
アジアに分布する
同じホルトノキ属植物を宿主とする
菌糸体剛毛が分枝しない
本種と異なりインドではなくフィリピンなどに分布する
本種と異なりベーリの式が3113.3223ではなく3112.4221である
本種と異なりコロニーが葉の上面ではなく両面に生じる
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種と異なり子嚢胞子が長楕円形~円筒形ではなく類楕円形鈍頭
本種と異なり菌糸が直線状~屈曲上ではなく直線状
本種より菌糸体剛毛が短い
本種と異なり菌糸体剛毛の先端が尖るのではなく尖るか鈍頭
本種と異なり付着器が互生~対生ではなく対生
本種と異なり付着器が卵形で稀に球形なのではなく類球形~卵状