2020年1月16日 (仮訳)分子系統解析によりMegacollybia virosaがCantharocybe属であることが明らかになった Kumar, TKA. & Manimohan, P. 2013. Molecular phylogeny reveals Megacollybia virosa is a Cantharocybe. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000124/00000001/art00025 [Accessed January 15, 2020] 【R3-06959】2020/1/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Megacollybia virosaの分子系統解析を実施し、本種がCantharocybe属に含まれることを示した。 本種はCantharocybe属の3番目の種となり、本属菌の北米大陸以外からの報告は初となった。 Cantharocybe属の検索表を掲載した。 (新組み合わせ) Cantharocybe virosa (Manim. & K.B. Vrinda) T.K.A. Kumar 旧名:Megacollybia virosa Manim. & Vrinda 【よく似た種との区別】 Cantharocybe gruberi 縁シスチジアが徳利形 nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドではなく北米西部に分布する 本種と異なり傘が淡い帯灰褐色ではなく黄色 本種より担子胞子がずっと長い 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく狭楕円形~長楕円形 本種と異なり有毒であることが知られていない nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cantharocybe brunneovelutina 担子胞子のサイズの範囲が重なる nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりインドではなく中米に分布する 本種と異なり傘が淡い帯灰褐色ではなく暗褐色 本種と異なり縁シスチジアが徳利形ではなく担子器状 本種と異なり有毒であることが知られていない nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される