(仮訳)分子系統解析によりMegacollybia virosaCantharocybe属であることが明らかになった
Kumar, TKA. & Manimohan, P. 2013. Molecular phylogeny reveals Megacollybia virosa is a Cantharocybe. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2013/00000124/00000001/art00025 [Accessed January 15, 2020] 【R3-06959】2020/1/16投稿

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3行まとめ

Megacollybia virosaの分子系統解析を実施し、本種がCantharocybe属に含まれることを示した。
本種はCantharocybe属の3番目の種となり、本属菌の北米大陸以外からの報告は初となった。
Cantharocybe属の検索表を掲載した。

(新組み合わせ)

Cantharocybe virosa (Manim. & K.B. Vrinda) T.K.A. Kumar
旧名:Megacollybia virosa Manim. & Vrinda
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cantharocybe gruberi
縁シスチジアが徳利形
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく北米西部に分布する
本種と異なり傘が淡い帯灰褐色ではなく黄色
本種より担子胞子がずっと長い
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり担子胞子が類球形~広楕円形ではなく狭楕円形~長楕円形
本種と異なり有毒であることが知られていない
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cantharocybe brunneovelutina
担子胞子のサイズの範囲が重なる
nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりインドではなく中米に分布する
本種と異なり傘が淡い帯灰褐色ではなく暗褐色
本種と異なり縁シスチジアが徳利形ではなく担子器状
本種と異なり有毒であることが知られていない
nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される