(仮訳)ブラジル南部の高原に産した新種Morganella austromontana
Alves, CR., Cortez, VG. & Silveira, RMB. 2017. Morganella austromontana sp. nov. from the South Brazilian Plateau. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2017/00000132/00000002/art00006 [Accessed September 12, 2020] 【R3-07679】2020/9/12投稿

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3行まとめ

ブラジル、サンタカタリーナ州およびリオグランデ・ド・スル州のナンヨウスギ林で採集された菌を検討し、Morganella austromontanaとして新種記載した。
本種はMorganella属菌としては珍しく材上生ではなく地上生で、類似種とは外皮の色や担子胞子の形状などが異なっていた。
また、外皮が密に短い白色の刺に覆われ、成熟すると淡い帯褐色になり、担子胞子が卵状であることなどで特徴づけられた。
Brazil, Santa Catarina State, Alfredo Wagner, Reserva do Rio das Furnas

(新種)

Morganella austromontana C.R. Alves, Cortez & R.M. Silveira
語源…南部の山地の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Morganella subincarnata
外皮表面の模様が類似している
内皮表面の模様が類似している
本種と異なりナンヨウスギ林に生息するという特徴を欠く
本種より外皮が暗色の帯オリーブ褐色
本種と異なり担子胞子が卵状ではなく球形
本種と異なり担子胞子表面が疣状ではなく平滑
Morganella costaricensis
外皮に脱落性の刺を伴う
内皮表面が小区画状
本種と異なり地上生ではなく材上生
本種と異なり担子胞子が卵状ではなく球形~類球形