(仮訳)ポーランドにおけるHodophilus variabilipesの発生を示す形態および分子の根拠
Chachuła, P., Halama, M. & Pencakowski, B. 2020. Morphological and Molecular Evidence for the Occurrence of Hodophilus variabilipes (Clavariaceae, Agaricales) in Poland. Acta Mycologica. Avaialable at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/am/article/view/am.5527 [Accessed January 19, 2021] 【R3-08067】2021/1/19投稿

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3行まとめ

Hodophilus variabilipesをポーランド新産種として報告した。
本種はピエニィニ山脈の森林地帯と草地の間で発見され、Hodophilus属菌のポーランドからの報告は初となった。
本種との同定は形態形質およびITS領域の塩基配列に基づき確かめられた。

(ポーランド新産種)

Hodophilus variabilipes Jančovičová, Adamčík & Looney
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hodophilus atropunctus
スロバキア、イギリスに分布する
形態的に類似している(従来同種とされてきた)
柄表面に暗色の点をあらわす
子実体に臭いを欠く
顕微鏡的形質がかなり類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種より子実体が明色
本種と異なり傘の変色が中央付近から始まるという特徴を欠く
本種と異なり柄の色がいくぶん均一なのではなく通常頂部付近で顕著な淡色である
本種より担子胞子の形状が細長い
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される