2019年12月16日 (仮訳)ブラジル産Datroniella属1新種の形態および分子に基づく根拠 de Lira, CRS., Ryvarden, L. & Gibertoni, TB. 2016. Morphological and molecular evidences for a new species of Datroniella (Polyporales, Basidiomycota) from Brazil. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.280.2.7 [Accessed December 16, 2019] 【R3-06867】2019/12/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、セアラー州の半乾燥地域で採集された菌を検討し、Datroniella minutaとして新種記載した。 本種は子実体が小型の帯赤褐色~暗褐色杯状で、担子胞子が大型の円筒形であることなどで特徴づけられた。 Datroniella属の検索表を掲載した。 Brazil, Ceará, Tianguá, Serra de Ibiapaba (新種) Datroniella minuta Lira & Ryvarden 語源…微小な(子実体のサイズから) 【よく似た種との区別】 Datroniella melanocarpa アジアに分布する 子実体が傘状 担子胞子のサイズの範囲が重なる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁(同じクレードAに含まれる) 本種と異なり子実体が帯赤褐色~暗褐色ではなく黒色 本種と異なり子実体が杯状ではなく扁平 本種と異なりシスチジオールを有する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される