2022年10月18日 （仮訳）中国海南省に産した新属Ellipsoidisporodochiumの形態および分子による同定 Liu, S-B. et al., 2022. Morphological and molecular identification of Ellipsoidisporodochium gen. nov. (Tubakiaceae, Diaporthales) in Hainan Province, China. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.552.4.3 [Accessed October 18, 2022] 【R3-09978】2022/10/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国海南省においてPhotinia serratifoliaの罹病葉から分離された菌を検討し、新属新種Ellipsoidisporodochium photiniaeとして記載した。 本種はスポロドキアが紡錘状～アンプル形、分生子が倒卵状～楕円形であることなどで特徴づけられた。 本種は中国におけるツバキア科菌類として2番目の報告となった。 中国海南省五指山国家級自然保護区 （新種） Ellipsoidisporodochium photiniae S.B. Liu, J.W. Xia & X.G. Zhang 語源…（属名）楕円形の胞子とスポロドキア/（種小名）カナメモチ属の 【よく似た種との区別】 Oblongisporothyrium castanopsidis ITS+nrLSU+tef1+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりPhotinia serratifoliaではなくCastanopsis cuspidataなどを宿主とする 本種より分生子のサイズが大きい ITS+nrLSU+tef1+tub2+rpb2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される