(仮訳)Hyphoderma cremeoalbumおよびRadulomyces roseolusの形態学的研究
Nakasone, KK., 2010. Morphological studies of Hyphoderma cremeoalbum and Radulomyces roseolus. Mycotaxon. Available at: http://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2010/00000114/00000001/art00015 [Accessed August 24, 2016].
【R3-03232】2016/08/25投稿

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3行まとめ

タイプ標本の検討結果に基づき、Radulomyces roseolusHyphoderma cremeoalbumが同種であることを示した。
本種は埋生する紡錘状のシスチジアおよび子実層にハプロハイフィディアを有することなどで特徴づけられた。
本種はトウヒ属などの裸子植物の材および樹皮によく発生したが、被子植物における発生も記録されていた。

(その他掲載種)

Hyphoderma cremeoalbum (Höhn. & Litsch.) Jülich
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Hyphoderma nemorale
担子胞子が円筒形
本種より担子胞子の幅が僅かに狭い
本種より担子胞子のQ値が大きい
本種と異なり大型円筒形の埋生するシスチジアと子実層シスチジアの両方を有する
Hyphoderma incrustatum
担子胞子が円筒形
本種より担子胞子の幅が僅かに狭い
本種より担子胞子のQ値が大きい
本種と異なり大型円筒形の埋生するシスチジアと子実層シスチジアの両方を有する
Hyphoderma sibiricum
ハプロハイフィディアを有する
本種より担子器のサイズが顕著に小さい
本種より担子胞子のサイズが顕著に小さい