(仮訳)レユニオン産の新種、Mycena plicatula
Miersch, J. & Rödel, T. 2011. Mycena plicatula, eine neue Art von der Insel La Réunion (Frankreich, Afrika). Österreichische Zeitschrift für Pilzkunde. Available at: https://www.zobodat.at/pdf/OestZPilz_20_0005-0012.pdf [Accessed August 6, 2019] 【R3-06469】2019/8/6投稿

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3行まとめ

レユニオンにおいてスギの切り株およびツツジ科の一種の枝に発生した菌を検討し、Mycena plicatulaとして新種記載した。
本新種を暫定的に含めたFuscoradiatae節の検索表を掲載した。
本種は同節の唯一の種であるM. fuscoradiataとは傘の色、襞の数、柄基部の形状、子実層シスチジアの有無および量、柄表皮菌糸の表面性状などが異なっていた。
La Réunion (Frankreich, Afrika), nahe Tevelave

(新種)

Mycena plicatula Miersch & Rödel
語源…折り畳まれた(傘表面の様子から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Mycena fuscoradiata
同じFuscoradiatae節に含まれる
傘表面が皺状
襞が離生する
本種と異なり傘が黄褐色ではなく暗赤褐色~帯赤灰褐色
本種より襞の数が少ない
本種と異なり柄の基部に菌糸からなる盤を有する
本種と異なり側シスチジアを欠く
本種と異なり縁シスチジアが多数ではなく乏しい
本種と異なり柄表皮の菌糸に短い指状突起を伴うのではなく平滑