2017年11月14日 (仮訳)ブラジルの半乾燥地域に産したホコリタケ類の新種、Mycenastrum catimbauense Gurgel, RAF. et al., 2017. Mycenastrum catimbauense (Agaricales, Basidiomycota), a new puffball species from the Brazilian semi–arid region. Studies in Fungi Available at: https://www.researchgate.net/profile/Iuri_Baseia/publication/320615128_Mycenastrum_catimbauense_Agaricales_Basidiomycota_a_new_puffball_species_from_the_Brazilian_semi-arid_region/links/59f06e50a6fdcc1dc7b520bb/Mycenastrum-catimbauense-Agaricales-Basidiomycota-a-new-puffball-species-from-the-Brazilian-semi-arid-region.pdf [Accessed November 13, 2017]. 【R3-04574】2017/11/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジル、ペルナンブーコ州において採集された腹菌類の一種を検討し、Mycenastrum catimbauenseとして新種記載した。 本種は子実体が帯灰褐色~暗褐色で単生し、内皮が断片化し、グレバが暗褐色、担子胞子が球形有柄、弾糸が刺状であることなどで特徴づけられた。 本種の担子胞子は同属他種の多くよりも大型で、装飾も網目状である点が異なっていた。 Brazil, Pernambuco, Buíque, Catimbau National Park (新種) Mycenastrum catimbauense Baseia, Gurgel, Melanda, Ferreira R.J. & Alfredo 語源…カティンバウ産の 【よく似た種との区別】 Mycenastrum corium 本種と異なり外皮が永存性ではなく成熟時剥落する 本種と異なり外皮表面が綿毛状ではなく平滑 本種と異なりグレバが暗褐色ではなく琥珀色~紫褐色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり外皮の菌糸にクランプを有する 本種と異なり内皮の外側の層が内側の層よりも厚いのではなく同程度 本種と異なり内皮の菌糸にクランプを有する Mycenastrum corium var. diabolicum 担子胞子が有柄 本種と異なり外皮が帯灰褐色~暗褐色ではなく暗い帯赤褐色 本種と異なりグレバが暗褐色ではなく紫黒色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種より弾糸の刺が短い 本種と異なり弾糸の刺が脆いという特徴を欠く Mycenastrum radicatum 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく小刺状 Mycenastrum beccarii 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum dugesii 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum leiospermum 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum leptodermeum 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum martinicense 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum ohiense 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum oregonense 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく平滑 Mycenastrum spinulosum 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく微細な小疣状 Mycenastrum phaeotrichum 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく疣状 Mycenastrum olivaceum 担子胞子の直径がほぼ同一 本種と異なり担子胞子表面が網目状ではなく粗面