(仮訳)インドから報告された新種Mycoenterolobium borivaliense
Dubey, R. & Pandey, AD. 2020. Mycoenterolobium borivaliense sp. nov. (Pleosporomycetidae, Dothideomycetes) reported from India. Journal on New Biological Reports. Available at: https://researchtrend.net/jnbr/pdf/Mycoenterolobium%20borivaliense%20sp%20nov8.pdf [Accessed June 9, 2022] 【R3-09583】2022/6/9投稿

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3行まとめ

インド、マハーラーシュトラ州において腐朽樹皮に見出された菌を検討し、Mycoenterolobium borivalienseとして新種記載した。
本種は分生子柄が長く、分生子が大型で扁平な扇形であることなどで特徴づけられた。
本属菌の検索表および形質比較表を掲載した。
Kanheri Caves, Tulsi range, Sanjay Gandhi National Park, Mumbai, Maharashtra, India

(新種)

Mycoenterolobium borivaliense Rashmi Dubey
語源…ボリバリ(国立公園)産の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Mycoenterolobium flabelliforme
コロニーが黒色
コロニーが一様に広がる
コロニー表面に光沢がある
菌糸体が埋生する
分生子柄を有する
分生子が求頂性
分生子が単生する
分生子が暗褐色
分生子が扁平であり、三角形で成熟時いくぶん扇形になる
本種と異なり分生子柄が長いのではなく短い
本種と異なり分生子柄の隔壁数が1-4ではなく0または稀に1
本種より分生子のサイズが小さい
本種と異なり分生子の細胞列の数が5-14ではなく7-15
Mycoenterolobium aquadictyosporium
分生子柄のサイズの範囲が重なる
分生子が暗褐色
本種と異なり淡水域から知られている
本種と異なり分生子柄が長いのではなく短いかまたは欠く
本種より分生子の幅が広い
本種と異なり分生子の細胞列の数が5-14ではなく15-25
本種と異なりMEA培地で培養可能