(仮訳)インド産のアナモルフ菌の新種、Mycoenterolobium flabelliforme
Karandikar, KG., Singh, PN. & Singh, SK., 2015. Mycoenterolobium flabelliforme: a new anamorphic fungus from India. Plant Pathology & Quarantine. Available at: http://plantpathologyquarantine.org/PDFs/PPQ_5_2_3.pdf [Accessed December 27, 2015].
【R3-02509】2015/12/28投稿

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3行まとめ

インド、マハーラーシュトラ州においてTectona grandisの樹皮に発生した菌を検討し、Mycoenterolobium flabelliformeとして新種記載した。
本種は細胞の列が放射状に広がって扇形をなす、暗褐色の扁平な分生子を形成することなどで特徴づけられた。
本種は基準種のM. platysporumとは、分生子柄が明瞭である点や分生子のサイズおよび形状などで区別された。
India, Maharashtra, Toranmal

(新種)

Mycoenterolobium flabelliforme K.G. Karandikar, P.N. Singh & S.K. Singh
語源…扇形の(分生子の形状から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Mycoenterolobium platysporum
分生子が付着点から放射状に広がった形状をしている
本種と異なりインドではなくハワイおよび北米などに分布する
本種と異なりTectona grandisではなくナンヨウスギ属植物を宿主とする
本種と異なり樹皮ではなく材に発生する
本種と異なり分生子柄が明瞭でなく欠くか不明瞭
本種より分生子のサイズがずっと大きい
本種と異なり分生子が暗褐色ではなく黒色
本種と異なり分生子が成熟時いくぶん扇形なのではなく半円形~不規則形
Mycoenterolobium platysporum var. magnum
本種と異なりインドではなくキューバなどに分布する
本種より分生子のサイズがずっと大きい