2021年4月17日 （仮訳）インドのヒマラヤ西部地域に産した新種、Myriospora himalayensis Mishra, GK., Nayaka, S. & Upreti, DK. 2021. Myriospora himalayensis (Acarosporaceae, lichenized fungi), a new species from Western Himalayan region of India. Taiwania. Available at: https://taiwania.ntu.edu.tw/abstract.php?type=abstract&id=1739 [Accessed April 18, 2021] 【R3-08329】2021/4/18投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ インド、ジャンムー・カシミール州で採集された岩上生地衣の一種を検討し、Myriospora himalayensisとして新種記載した。 本種は地衣体が灰色～帯褐色、子器に粉霜を伴い、子嚢胞子が小型無色楕円形であることなどで特徴づけられた。 全世界のMyriospora属既知種の検索表を掲載した。 India, Jammu & Kashmir, Anantnag district, Pahalgam, north side （新種） Myriospora himalayensis G.K. Mishra, Nayaka & Upreti 語源…ヒマラヤ産の 【よく似た種との区別】 Myriospora myochroa 岩上生地衣である 地衣体がK+赤色 子実層の丈が高い 上皮層に結晶を含む 地衣成分としてノルスチクチン酸を含む 本種より地衣体の小区画あたりの子器が多い 本種と異なり子器盤が黒色でない 本種と異なり子器盤に白色の粉霜を伴うという特徴を欠く 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が楕円形でない Myriospora smaragdula 岩上生地衣である 地衣体がK+赤色 子実層の丈が高い 上皮層に結晶を含む 地衣成分としてノルスチクチン酸を含む 本種より地衣体の小区画あたりの子器が多い 本種と異なり子器盤が黒色でない 本種と異なり子器盤に白色の粉霜を伴うという特徴を欠く 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子が楕円形でない Myriospora hassei 子器盤が黒色 子嚢胞子が楕円形 岩上生地衣である 本種と異なり地衣体がK+赤色ではなくK陰性 本種と異なり子器に粉霜を伴うという特徴を欠く 本種と異なり上皮層に結晶を含まない 本種と異なり地衣成分を欠く Myriospora rufescens 地衣体が有色 地衣体の小区画あたり1-4個の子器を含む 子器盤が暗褐色～黒色 岩上生地衣である 本種と異なり地衣体がK+赤色ではなくK陰性 本種と異なり子器に粉霜を伴うという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子が楕円形でない 本種と異なり地衣成分を欠く Myriospora scabrida 地衣体の色が類似している 子実上層に油滴を含む 粉子器を有する 岩上生地衣である 本種と異なり地衣体に白色の粉霜を有する 本種と異なり地衣体がK+赤色ではなくK陰性 本種と異なり地衣体がPD+黄色でない 本種と異なり子器に粉霜を伴うという特徴を欠く 本種と異なり地衣成分を欠く Myriospora westbergii 岩上生地衣である 本種と異なり地衣体がK+赤色ではなくK陰性 本種と異なり子器盤が黒色でない 本種と異なり子器に粉霜を伴うという特徴を欠く 本種と異なり子嚢胞子が楕円形でない 本種と異なり地衣成分を欠く Myriospora dilatata 地衣体の小区画あたり1-4個の子器を含む 子器に粉霜を伴う 岩上生地衣である 本種と地衣体の色が異なる 本種と異なり地衣体がK+赤色ではなくK陰性 本種と地衣成分が異なる 本種と異なり地衣成分を欠く Myriospora signyensis 地衣体の小区画あたり1-4個の子器を含む 子器に粉霜を伴う 岩上生地衣である 本種と地衣体の色が異なる 本種と異なり地衣体がK+赤色ではなくK陰性 本種と異なり地衣成分を欠く