2022年9月9日 （仮訳）中国四川省産のディクティオスポリウム科の新属、Neodigitodesmium Tian, W-H., Chen, Y-P. & Maharachchikumbura, SSN. 2022. Neodigitodesmium, a novel genus of family Dictyosporiaceae from Sichuan Province, China. Phytotaxa. Available at: https://www.biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.559.2.6 [Accessed September 9, 2022] 【R3-09860】2022/9/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国四川省において水中に沈んだ材に発生した菌を検討し、新属新種Neodigitodesmium cheirosporumとして記載した。 本種は分生子形成細胞が全出芽型で無色、分生子が円錐形の掌状であり、基部の無色細胞で連結した1-4列の暗褐色細胞からなることなどで特徴づけられた。 また、形態学的比較と分子系統解析の結果から、Paradictyocheirospora属をDigitodesmium属のシノニムとした。 中国四川省成都市蒲江県白雲郷 （新種） Neodigitodesmium cheirosporum W. H. Tian & Maharachch. 語源…（属名）新しい+Digitodesmium属/（種小名）掌状の胞子の（分生子の形状から） 【よく似た種との区別】 Digitodesmium spp. 分生子果がスポロドキア状 分生子が頂生する 分生子が掌状で指状 nrLSU+ITS+nrSSU+tef1に基づく分子系統解析で近縁 本種と分生子の形態が異なる nrLSU+ITS+nrSSU+tef1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される （新組み合わせ） Digitodesmium tectonae (Rajeshkumar, R. K. Verma, Boonmee, K. D. Hyde, Chandrasiri & Wijayaw.) W. H. Tian & Maharachch 旧名：Paradictyocheirospora tectonae Rajeshkumar, R. K. Verma, Boonmee, K. D. Hyde, Chandrasiri & Wijayaw