2022年3月1日 （仮訳）中国雲南省の高原湖に産した新種Neomonodictys aquatica Huang, S-P. et al., 2022. Neomonodictys aquatica sp. nov. (Pleurotheciaceae) from a plateau lake in Yunnan Province, China. Biodiversity Data Journal. Available at: https://bdj.pensoft.net/article/76842/ [Accessed March 1, 2022] 【R3-09283】2022/3/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ 中国雲南省において湖に沈んだ材に発生したアナモルフ菌の一種を検討し、Neomonodictys aquaticaとして新種記載した。 本種はスポロドキアを形成し、分生子柄を欠き、分生子が初め無色、のちに暗褐色で卵形、楕円形～倒卵状、石垣状の隔壁を有することなどで特徴づけられた。 本種は同じく淡水域において材に発生する同属のN. muriformisとは分生子の形態が異なっていた。 中国雲南省大理市Baitaiyi洱海 （新種） Neomonodictys aquatica D.F. Bao, S.P. Huang & Z.L. Luo 語源…水生の 【よく似た種との区別】 Neomonodictys muriformis アジアに分布する 淡水域に生息する 水中に沈んだ材に発生する 無性世代のみが知られている ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくタイなどに分布する 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子が卵形または楕円形～倒卵状ではなく球形～類球形 本種と異なり分生子の隔壁がほとんど横で縦隔壁が少ないのではなく、縦横の隔壁が均等である ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される