2021年9月28日 (仮訳)エクアドル産の新種、Neomyrmecridium asymmetricum Serrano, L. et al., 2020. Neomyrmecridium asymmetricum sp. nov. from Ecuador. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2020/00000135/00000001/art00008 [Accessed September 28, 2021] 【R3-08822】2021/9/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ エクアドルにおいてカカオの腐朽葉に見出された菌を検討し、Neomyrmecridium asymmetricumとして新種記載した。 本種は分生子柄が集まりをなし、分生子がほぼ無色または帯黄色の狭棍棒形~類棍棒形であることなどで特徴づけられた。 本新種を含むNeomyrmecridium属4種の検索表を掲載した。 Ecuador, Guayas Province, Guayaquil, Balao (新種) Neomyrmecridium asymmetricum R.F. Castañeda, Serrano & D. Sosa 語源…非対称の(分生子の形状から) 【よく似た種との区別】 Neomyrmecridium sorbicola 分生子の隔壁数がほとんどの場合1 ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が短い 本種より分生子の幅が広い 本種と異なり分生子がほぼ無色または帯黄色ではなく初め無色で成熟時淡褐色 本種と異なり分生子が非対称な狭棍棒形~類棍棒形ではなく倒卵状 本種と異なり分生子の中位領域が粘質の”tunica”に包まれる 本種と異なり分生子の隔壁数が1ではなく(0-)1(-3) ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Neomyrmecridium septatum ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子が淡褐色 本種と異なり分生子が非対称な狭棍棒形~類棍棒形ではなく楕円形~紡錘状 本種と異なり分生子の隔壁数が1ではなくほとんどの場合3 本種と異なり分生子の上部2/3が粘質の”tunica”に包まれる 本種と異なり分生子に油滴を含む ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される