(仮訳)オカルティバンブーサ科の新種、Neooccultibambusa jonesii
Jayasiri, SC. et al., 2016. Neooccultibambusa jonesii, a novel taxon within Occultibambusaceae. Mycosphere. Available at: https://doi.org/10.5943/mycosphere/7/9/17 [Accessed November 7, 2018] 【R3-05653】2018/11/7投稿

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3行まとめ

イタリアにおいてAmmophila arenariaに発生した菌を検討し、Neooccultibambusa jonesiiとして新種記載した。
本種は子嚢果を埋生~半埋生し、子嚢胞子は無色~褐色で、培養下で厚壁胞子を形成することなどで特徴づけられた。
本種は分子系統解析でN. chiangraiensisに近縁であったが、子嚢胞子の色や隔壁数、鞘の有無などが異なっていた。
Italy, Province of Ravenna, Lido di Dante

(新種)

Neooccultibambusa jonesii Jayasiri, Camporesi & K.D. Hyde
語源…E.B. Gareth教授に献名
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Neooccultibambusa chiangraiensis
nrLSU+nrSSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種と異なり子嚢胞子が暗褐色でない
本種と異なり子嚢胞子が粘液質の鞘に包まれる
本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1ではなく2
本種と異なり子嚢胞子に顕著な油滴を含むという特徴を欠く
nrLSU+nrSSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される