(仮訳)Sarcogyne integraのネオタイプ指定
Knudsen, K., Kocourková, J. & Wheeler, T. 2018. Neotypfication of Sarcogyne integra (Acarosporaceae). Opuscula Philolichenum. Available at: https://www.researchgate.net/publication/327791478_Neotypfication_of_Sarcogyne_integra_Acarosporaceae [Accessed April 5, 2019] 【R3-06099】2019/4/4投稿

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3行まとめ

第二次世界大戦中にタイプ標本が失われたSarcogyne integraのネオタイプ標本を指定した。
ネオタイプ標本は米国モンタナ州において苦灰石に生じており、タイプロカリティのニューメキシコ州産ではないものの、原記載によく一致した。
本種の記載文および生態写真などを掲載した。
U.S.A., Montana, Missoula Co., Mission Mountain Wilderness, East St. Mary’s Peak Ridge

(その他掲載種)

Sarcogyne integra H. Magn.
※本種のネオタイプ標本を指定した。
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Sarcogyne sekikaica
地衣体が厚い
地衣体が小区画状
本種と異なり米国ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なり地衣体の小区画が帯褐灰色
本種と異なり地衣成分を欠くのではなく石花酸を含む
Sarcogyne albothallina
米国に分布する
地衣体が白色
地衣体が小区画状
本種と異なり高標高ではなく低標高の場所に発生する
本種と異なり子器がPolysporina