2014年8月21日 (仮訳)Kalmusia属のネオタイプ指定および系統 Zhang, Y. et al., 2013. Neotypification and phylogeny of Kalmusia. Phytotaxa. Available at: http://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.176.1.16 [Accessed December 12, 2013]. 【R3-01023】2014/08/21投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Kalmusia属の基準種であるK. ebuliはタイプ標本を欠いていたため、本属の系統的位置は不明であった。 フランス・ピレネー山脈の麓で最近採集された新鮮な標本を検討し、本種のネオタイプに選定した。 また、Kalmusia属が多系統群であること、K. ebuliが K. brevisporaおよびK. scabrisporaと遠縁であることを示した。 (その他掲載種) Kalmusia ebuli Niessl ※本種のネオタイプを指定した。 ※K. ebuli f. sarothamniを本種のシノニムとした。 【よく似た種との区別】 Kalmusia sarothamni LSU+SSUに基づく分子系統解析で近縁(LSUの配列では区別できない) ITS領域の塩基配列が類似している(2%の差異) 本種と異なり子嚢果が散生しない 本種と異なり子嚢果が多室である 本種より子嚢胞子の隔壁部分が顕著にくびれる