(仮訳)ポルトガル、リーア・デ・アベイロにおいて藻類から分離された新属新種、Neptunomyces aureus
Gonçalves, MFM. et al., 2019. Neptunomyces aureus gen. et sp. nov. (Didymosphaeriaceae, Pleosporales) isolated from algae in Ria de Aveiro, Portugal. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/37931 [Accessed November 11, 2019] 【R3-06761】2019/11/11投稿

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3行まとめ

ポルトガルの河口域において大型藻類の健全組織から分離された菌を検討し、Neptunomyces aureusとして新種記載した。
本種は黄金色の分生子を形成し、僅かに好塩性を示した一方、生長に際して塩分を必要としなかった。
本種は分子系統解析でディディモスフェリア科クレードに含まれた。
Portugal, Ria de Aveiro

(新種)

Neptunomyces aureus M. Gonçalves, T. Vicente & A. Alves. Portugal
語源…(属名)ローマ神話の海神ネプチューン+菌/(種小名)金色の(分生子の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Xenocamarosporium acaciae
分生子形成細胞が無色
分生子形成細胞がアンプル形
ITS+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子形成細胞のサイズが大きい
本種より分生子のサイズが大きい
本種と異なり分生子が無色から黄金色になるのではなく無色から黄金褐色になる
本種と異なり分生子が類円筒形ではなく楕円形~類円筒形
本種と異なり分生子の隔壁数が0ではなく(1-)3
ITS+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される