2018年11月3日 (仮訳)インド、マハーバレーシュワル産の新規および特異な不完全糸状菌類 Pratibha, J. & Bhat, DJ. 2008. New and unusual hyphomycetes from Mahabaleshwar, India. Mycotaxon. Available at: http://irgu.unigoa.ac.in/drs/bitstream/handle/unigoa/2093/Mycotaxon_105_2008_423-431.pdf?sequence=1 [Accessed November 3, 2018] 【R3-05640】2018/11/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州のマハーバレーシュワルにおいてリターから分離された菌を検討し、Tetraploa circinataおよびVamsapriya mahabaleshwarensisの2新種を記載した。 前者は分生子の付属糸が長く螺旋状で表面が疣状、後者は分生子鎖が分枝し、分生子形成細胞がポリトレト型であることなどで特徴づけられた。 また、糞生菌として報告されていた稀産種のGliophragma setosumをリターから初めて報告した。 Mahabaleshwar, Maharashtra, India (新種) Tetraploa circinata Pratibha & Bhat 語源…渦巻状の 【よく似た種との区別】 Tetraploa aristata 分生子の形態に2型がある 分生子に長い付属糸を有する 本種より分生子のサイズが大きい 本種より分生子の付属糸の最大長が短い 本種と異なり分生子の付属糸表面が平滑および疣状ではなく平滑 Mahabaleshwar, Maharashtra, India (新種) Vamsapriya mahabaleshwarensis Pratibha & Bhat 語源…マハーバレーシュワル産の 【よく似た種との区別】 Vamsapriya indica 本種と異なり分生子形成細胞がポリトレト型ではなくモノトレト型 本種と異なり分生子鎖が分枝するという特徴を欠く 本種より分生子が長い 本種と異なり分生子表面が平滑~微細な小疣状ではなく平滑 本種と異なり分生子の隔壁数がほとんどの場合0-4で稀に10なのではなく2-12 (その他掲載種) Gliophragma setosum Subram. & Lodha ※本種の基質としてリターを初めて報告した。