(仮訳)ブルガリア産菌生子嚢菌の新規データ
Stoykov, DY. & Gyosheva, MM., 2017. New data on fungicolous ascomycetes in Bulgaria. Phytologia Balcanica. Available at: http://www.bio.bas.bg/~phytolbalcan/PDF/23_3/PhytolBalcan_23-3_02_Stoykov_&_Gyosheva.pdf [Accessed February 12, 2018].
【R3-04845】2018/2/12投稿

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3行まとめ

Hypomyces aurantiusをブルガリア新産種として報告した。
本種はCellulariella warnieriの古い子実体に発生していた。
また、ブルガリアから二度目の報告となるH. chrysospermusを報告した。

(ブルガリア新産種)

Hypomyces aurantius (Pers.) Tul.
カワラタケキセイキン
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【よく似た種との区別】
Hypomyces orthosporus
子嚢のサイズの範囲が重なる
子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
子嚢胞子の末端が尖る
子嚢胞子表面が微細な疣状
子嚢胞子が2細胞からなる
分生子の隔壁数が1
本種と異なり子嚢殻がKOH陰性
本種と異なり子実体形成菌糸層の菌糸がKOH陰性
本種より分生子の幅が狭い
本種と異なり分生子が広楕円形ではなく僅かに紡錘形から円筒形
Hypomyces viridigriseus
子嚢のサイズの範囲が重なる
子嚢胞子のサイズの範囲が重なる
子嚢胞子が2細胞からなる
本種と異なり子嚢殻がKOH陰性
本種と異なり子嚢胞子表面が微細な疣状ではなく平滑~微細な疣状
本種と異なり子実体形成菌糸層の菌糸がKOH陰性
本種より分生子が長い
本種と異なり分生子が広楕円形ではなく楕円形、棍棒形、円筒形
本種と異なり分生子の隔壁数が1ではなく1-3

(その他掲載種)

Hypomyces chrysospermus Tul. & C. Tul.
アワタケヤドリタケ
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